カルロス・ゴーン無許可 で レバノンへ

カルロス・ゴーン無許可 で レバノンへ

2019年 12月31日 レバノンへ入国

2018年に特別背任容疑で逮捕 起訴された カルロス・ゴーン氏は 15億の保釈金を支払い、4月26日に釈放された彼ですが、

不思議な方法で、出国したようです。

4回の特別背任罪で起訴されており、今年3月ごろ、裁判が執り行われる予定でしたが、

検察当局は、スイスの連邦法務局(FOJ)に、不法出国について法的支援を要請する予定です。

報道によれば、カルロス・ゴーンさんは楽器箱に隠れて 日本の空港を発ったそうです。

出典:https://www.fukuishimbun.co.jp/articles/-/1003364

利用したと思われる同型の楽器箱

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カルロス・ゴーン被告の利用した楽器箱

当初は、コントラバスの箱といわれていましたが、
トルコ当局の複数の関係者の証言をもとに、ゴーン元会長が音響機器の運搬用の黒い箱に隠れて 日本から出国したようです。
プロ音響製品等で使う頑丈なケースで 息が出来るように穴も開けられていたようです。

また、元アメリカ特殊部隊に所属し、民間の警備会社と契約していた 人物が 護衛をしていたようです。

プライベートジェット機の中には2つ黒い箱があり、1つにはスピーカーが2つ入っていたそうです。偽装するためだったのでしょうか?

カルロス・ゴーンさん の声明


カルロス・ゴーンさんは31日発表した声明の中で

「もはや私は有罪が前提とされ、基本的な人権が無視されている不正な日本の司法制度の人質ではなくなります。私は不公正と政治的迫害から逃れたのです」

などと日本の司法制度への不信感をあらわにしています。

レバノン政府の声明と日本政府の対応

レバノン外務省は12月31日、被告のレバノン入りの経緯は「個人的な問題であり、われわれには分からない」

とする声明を発表、日本からの密出国への関与を否定しています。

しかし、レバノン政府は、日本政府に対し、カルロス・ゴーン被告の送還を何度も要求していたそうです。

日本政府は拒否し続けた結果が、今回の逃走劇につながったようです。

レバノン法相の声明

日本の要請を受けた国際刑事警察機構(ICPO)から、レバノン政府は「国際逮捕手配書」を受け取ったが、

同国のセルハン法相は日産自動車前会長、カルロス・ゴーン被告の身柄拘束を求める内容に対し、
司法当局が被告の事情聴取を行うことについては、一定の含みを見せたが、身柄拘束と日本への引き渡しについては、

日本との間に犯罪人引き渡し条約はない理由で、執行を拒否した。

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200103-00000501-san-m_est

レバノン国の弁護士団が、告発

レバノン国の弁護士団が、今回の不正出国の件ではなく、 レバノンの法律「イスラエルに入国してはならない」という条文に違反している事を、レバノンの司法当局に起訴を求める書類を提出した。

これが、受理されると、カルロス・ゴーン被告は日本に引き渡される事はないが、レバノンで公民権の拘束を受ける事になる。

トルコ政府 カルロス・ゴーン被告の手助けの疑いで7人を

トルコ政府は、 カルロス・ゴーン被告の手助けの疑いで トルコ国のジェット航空会社のパイロット4人 地上スタッフ2人
管制マネージャー1人を拘束し、取り調べを行っているようです。

当初、管制マネージャーといわれた人物は、貨物担当者だと、訂正しました。

また、トルコ内務省が 捜査を始めたそうです。

出典:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200102-00010010-abema-int

トルコの航空会社MNG カルロス・ゴーン被告を刑事告訴

トルコの航空会社MNGは3日、ゴーン被告に航空機を違法に使われたとして刑事告訴したことを明らかにした。

先月29日にドバイから大阪行きと、大阪からイスタンブール行きの2機のプライベートジェットを別々の顧客に貸出し ゴーン被告の名前は公式の文書に一切出てこないまま使用した とのこと。

カルロス・ゴーン被告 フランスのパスポートは 2冊所持か

フランス等の3国のパスポートを弁護団に預けていた カルロス・ゴーン被告ですが、他にもう1冊のフランスのパスポートを所持していたようです。

地裁の許可の元 ケースに入れ鍵をかけ、その鍵を弁護団に預ける という形で 保管されていたそうです。

また、フランス政府は もし フランスに入国の場合は、カルロス・ゴーン被告を日本に送還はしないと 宣言しています。

首都ベイルートで記者会見予定

日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告が8日に首都ベイルートで記者会見をする予定です。

時効の不成立が 確定

カルロス・ゴーンさんは今年の3月ごろ 裁判が行われる予定でしたが、今回の逃亡で、すべての予定はキャンセルへ。

ただ、時効が成立するという要件はなく、永遠に罪に問われるということになる。

さすが、ピンクパンサー。

事実進展があれば、随時更新します。
関連記事:再逮捕からの再釈放 カルロスゴーンは何者?有罪?無罪?

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